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レポート2018/08/17

第2回 SKIPC – 入賞者演奏会レポート

【入賞者演奏会】
2018年8月12日(日)17:30開場 18:00開演
会場:カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

第3位 伊舟城 歩生 さん

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第2位 ナイール・マヴリュードフ さん

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第1位 アンドレイ・シチコ さん

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昨年創設された、Shigeru Kawai国際ピアノコンクールの第2回目が開催されました。4月の予備審査を経て、8月4日に予選がスタート、11日のファイナルには6名が出場しました。今回は世界17の国と地域から239名のエントリーがあり(国内:135名、海外:104名)、この日の入賞者演奏会には、伊舟城歩生さん(いばらき・あゆむ/第3位)、ナイール・マヴリュードフさん(第2位)、アンドレイ・シチコさん(第1位)の上位3名が出演されました。

伊舟城さんは東京音楽大学演奏家コースの3年生。セミファイナルでのプログラムより、ラフマニノフ《10の前奏曲Op.23》より第6番と、シューマンのソナタ第2番を披露。ラフマニノフは澄んだ音で静かに感情の起伏をはっきり描き、シューマンでは悲壮感、高揚感のメリハリが効いた演奏を聴かせました。

上位は現在モスクワ音楽院に学ぶふたりです。両者とも前日のファイナルで演奏したコンチェルトを選び、オーケストラパートをお互い演奏し合いサポート。第2位のマヴリュードフさんはロシア出身の26歳、プロコフィエフの協奏曲第3番を演奏しました。両端の楽章は切れ味鋭く、間の第2楽章はとても叙情的に。アンコールはラフマニノフ《音の絵Op.39》より第5曲でした。

覇者、シチコさんはベラルーシ出身の23歳。コンクールのコンテスタントとしてなど来日経験も多く、今回は聴衆賞含む特別賞3賞も受賞されました。ラフマニノフの協奏曲第2番ではしっかりした打鍵で迫力のある演奏を聴かせ、アンコールにはセミファイナルで取り上げた、モーツァルトの《ソナタK.332》より第2楽章を披露。本編とは打って変わった柔らかな音色に、あたたかな気分になりました。

すばらしい演奏を聴かせてくださった3名のピアニスト。今後のさらなる活躍が期待されます。

(R.K.)

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