審査委員
三木 香代
Kayo MIKI
日本/Japan
京都市立芸術大学音楽学部音楽学科ピアノ専修卒業。
1982年第51回日本音楽コンクールピアノ部門入選。1985年第11回ショパン国際ピアノコンクールにて最優秀演奏賞を受賞し、注目を集めた。その後も1987年エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門入賞、1989年第4回日本国際音楽コンクールピアノ部門日本人作品最優秀演奏賞、1990年ウィリアム・カペル国際ピアノコンクールにてブシェール記念賞を受賞するなど、国際コンクールで数々の賞を受賞。 以来、国内外のオーケストラとの協演、ソロリサイタル、室内楽、ピアノデュオ、CDやFM放送の録音など、多彩な活動を展開。
1989年には前年の東京文化会館でのリサイタルが評価され、第15回日本ショパン協会賞を受賞。1990年龍野市民文化奨励賞、1991年姫路市芸術文化賞芸術年度賞を受賞。1992年第11回横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。 2004年にはバンクーバーとシアトルにて当地のショパン協会主催のリサイタルに客演した。
作品への深い共感に基づく知的で繊細な演奏はデビュー以来高く評価され、アンサンブルピアニストとしても多くの演奏家の信頼を得ている。
現在、国立音楽大学教授として大学及び大学院にて指導にあたるとともに、著名なコンクールの審査員を歴任、後進の育成にも力を注いでいる。日本ショパン協会理事。